石鎚山は今からおよそ1300年前、修験者として名高い役小角（えんのおづぬ）が開山したことに端を発し、山そのものをご神体とする山岳信仰の聖地となりました。自在に山を駆けまわった修験者と、民間信仰として語り継がれる天狗が重なり、石鎚山法起坊という名の大天狗が棲んでいたという伝説が残っています。強大な力を持つこの大天狗が、実は役小角だという説もあるんですよ。

四季折々に素晴らしい景色が見れる石鎚山は、冬景色はもちろん紅葉シーズンの9月下旬～10月中旬の時期は絶景が楽しめます。紅葉ピーク時には山頂付近が赤や黄色に色づいて、麓にむかってだんだんと緑に変わっていくグラデーションが目を見張る景色を生み出します。山頂を制する者だけが味わえる素晴らしい景色です。

【石鎚山 天狗岳】周辺のおすすめスポットをご紹介♪

〇愛媛県西条市
農業と工業がバランスよく発展しているほか、名水百選にも選出されるほど「水」が全国的に有名な風光明媚な土地です。

〇山岳霊場 岩屋寺（愛媛県久万高原町）
標高700mの場所に位置し、巨岩の中腹に埋め込まれているように堂宇がたたずむ典型的な霊場です。

【石鎚山 天狗岳】
石鎚山 天狗岳（愛媛県 西条市・上浮穴郡久万高原町）
＜登山口：土小屋（石鎚土小屋バス停＞
【車】 松山自動車道[松山I.C.]から石鎚スカイライン（愛媛県道12号線）を経由約1時間50分
※石鎚スカイラインは夜間通行止、12月～3月は冬期閉鎖。松山自動車道[西条I.C.]からUFOライン（いの町道瓶ヶ森線）を経由・約1時間50分
※UFOラインは11月末～4月中旬は冬期閉鎖。