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家事

キレイなキッチンはシンクから。 ポイントを押さえてラクラク掃除!

キレイなキッチンはシンクから。 ポイントを押さえてラクラク掃除!

食べ物を調理するキッチンは、常にキレイにしておきたい場所。中でも、目につきやすいシンク周りはピカピカに保ちたいものです。とはいえ、頻繁に使う場所だから、汚れやすいのも事実。うっかり放っておくと洗剤でも落ちないほど、汚れが溜まってしまうこともあります。そこで、今回はシンク汚れの種類と、それぞれにぴったりな洗剤、キレイを保つコツをご紹介。いつも快適に使えるよう、ピカピカなキッチンにしましょう。

シンク汚れの原因を知ろう!

シンク汚れの主な原因は「油汚れ」「石鹸カス」「水垢」「サビ」「ヌメリ」の5つ。それぞれの特徴は以下のとおりです。

・油汚れ
調理に使った油や、食器に残った油がシンクに付着したもの。そのままにしておくと、簡単には落ちなくなったり、悪臭の原因にもなったりします。

・石鹸カス
食器用洗剤や石鹸が水道水のカルシウムと混ざった白っぽい汚れです。放置するほどに落ちにくくなっていきます。

・水垢
キッチンのシンクや蛇口付近についた水垢は、水道水のミネラル成分が原因です。水分が蒸発しミネラル成分だけが残り、水垢となります。

・サビ
シンクに使われることの多いステンレスは、サビにくい材質ですが、缶詰などの金属を置いておくと表面にサビがついてしまうことが。細かい傷がついたところに塩やしょうゆが入り込んで、サビてしまうこともあります。

・ヌメリ
油汚れが付着したまま置いておくと、汚れが水分を含んで、そこに雑菌が繁殖してしまいます。それが、ヌメリの原因となります。

「重曹」&「クエン酸」の使い分けが鍵!

常にキレイにしておきたいとは思っていても、ついつい汚れが蓄積してしまって・・・。そんな時も大丈夫!シンクの汚れは、ほとんどが酸性とアルカリ性の2種類に分類できるため、「重曹」と「クエン酸」で解決できます。

◆◆ここがポイント◆◆
酸性の汚れ→アルカリ性の「重曹」を使用
アルカリ性の汚れ→酸性の「クエン酸」を使用

【酸性の汚れ】石鹸カス/油汚れ/サビ
アルカリ性の「重曹」を粉のままシンクの汚れに振りかけ、スポンジで磨くだけで汚れが落ちます。また、軽めのサビ汚れも「重曹」だけで落とせます。

【アルカリ性の汚れ】水垢
酸性の「クエン酸」を使いましょう。まず、スプレーボトルに200mlの水と小さじ1杯分の「クエン酸」を入れて「クエン酸水」をつくります。水垢のある場所にスプレーした後、スポンジでこすって洗い流します。しつこい水垢には、スプレーした上からペーパータオルやラップで覆い、1時間ほど置くと良いでしょう。

ヌメリは、「重曹」と「クエン酸」の合わせ技で取り除きましょう。排水口に「重曹」と「クエン酸」の両方を振りかけ、しばらく放置し、ブラシで磨いて流すだけで、ヌメリが取れてすっきりします。

覚えておきたい! いつもキレイに保つコツ。

キッチンシンクのキレイをキープするためには、ポイントを押さえた掃除が大切。次の3つのポイントを押さえるのがコツです。

①使うたびに中性洗剤で掃除する
シンク用のスポンジを用意しておき、シンクを使うたびに食器洗い用中性洗剤をつけたスポンジでシンク内を掃除。これだけでしつこい汚れの発生が抑えられます。石けんカスが残らないように仕上げには水洗いを。

②排水口&三角コーナーのゴミ回収
ヌメリの原因になる雑菌やカビが繁殖しやすい排水口と三角コーナーには、ゴミを溜めないのが大切。毎回、ネットなどを使用し、使用後に回収することでニオイも防げます。アルミホイルを丸めて入れておくのもヌメリ防止に!抗菌作用のある金属イオンが雑菌を抑制してくれます。

③仕上げに乾拭きする
水滴が残ったままだと、雑菌が繁殖しやすくなったり、水アカ汚れが溜まったりする原因に。キッチンペーパーやマイクロファイバークロスでなどで、シンクや蛇口周りの水滴をしっかりと拭き取りましょう。

さらに、シンク周りにモノを置きすぎないのも重要!モノが多いと掃除がしにくくなるので、ついつい掃除をサボりがちに。気軽に掃除しようという気持ちになるよう、シンク周りを片付けて、常にスッキリさせておきたいものです。
キッチンのシンクは汚れやすいので、毎日のこまめな掃除がおすすめ。汚れが溜まってしまったら、「重曹」や「クエン酸」を活用して、シンクのキレイをキープしましょう。