春も油断は禁物！今日から始める紫外線対策

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紫外線対策と聞くと「夏になってからでも間に合うんじゃない？」という人も多いかもしれませんが、実は春から対策するのがポイント。夏と比べると日差しが心地よく過ごしやすい春ですが、太陽の位置が高くなるのに合わせて紫外線はどんどん増えているんです。お花見やピクニックなど、アウトドアの時はもちろん、買い物に行く、庭やベランダで洗濯物を干す、そんな時にも要注意。「まだ大丈夫」と油断しがちな春からUV対策が必要な理由を知って、早めに対策しましょう！

春から紫外線対策が必要な理由って？

一年のうちで最も紫外線が強い時期は７〜８月ですが、紫外線が弱い冬を終えたばかりの春は、肌そのものに紫外線への耐性ができていない時期。そのため、「気づかないうちに紫外線の影響を受けてしまっていた！」となりがちなんです。さらに春の肌は、冬場の乾燥や春先からの花粉・黄砂・PM2.5など外的要因によるダメージを受けています。ダメージによって敏感になっている時に、ケアせずに強い紫外線を浴びてしまうことで、さまざまな肌トラブルを引き起こす原因になるんです。

また、紫外線にはUV-AとUV -Bのふたつがあり、UV-Aは肌の奥深くまで届いてシワやたるみの原因になり、UV -Bは肌表面に炎症を起こすことで、日焼けとそれに伴うシミの原因になるといわれています。紫外線の強さという面では夏ほど強くはない春ですが、UV -Aの量は春先から夏まで変わらないそう。春から紫外線対策が必要な理由はそのためです。

早めの紫外線対策で肌トラブルを防止！

では、具体的にどんな対策をすれば良いのでしょうか。心がけておきたいのが、保湿アイテムで肌のバリア機能を正常にすることです。空気が乾燥している冬から春にかけては、肌が乾燥した状態になっています。乾燥した肌は、バリア機能が低下しているため、紫外線ダメージを受けやすくなっているそう。無防備なまま紫外線にあたると肌内部の水分が蒸発してしまって、さらに乾燥するという悪循環にも陥ります。肌をしっかりうるおわせ、バリア機能を整えて紫外線を肌の奥に侵入させないようにすることが、紫外線対策の基本になります。

メイク前には乾燥しないように化粧水で水分をたっぷり補給し、乾燥が気になる時にはスプレー式の化粧水でこまめに保湿を。メイクを落とす時には、肌に必要な皮脂を落とさないように保湿効果のあるクレンジング剤を使いましょう。

日焼け止めの効果的な選び方

日焼け止めには、「PA」と「SPF」というふたつの指数が表示されています。UV-A防止効果を表すのが「PA」でUV -B防止効果を表すのが「SPF」です。どちらも気になる数値ですが、UV-Aの量が多い春の時期に特に注目したいのは「PA」値。効果の高さが４段階で示されています。日常生活での使用であればPA＋（ワンプラス）またはPA＋＋（ツープラス）、屋外での軽いレジャーはPA＋＋＋（スリープラス）、長時間や炎天下でのレジャーにはPA＋＋＋＋(フォープラス)を目安に選んで。＋の数が多いほど、防止効果が強力と覚えておきましょう。

日焼け止めは汗や皮脂で落ちてしまうので、２〜３時間に一度の塗り直しが必要と言われていますが、春は汗をかくことが少ないので、日常使いの場合には昼に一度塗り直す程度でも十分。バッグなどに入れて持ち歩きやすいサイズを選んでおくと手軽に塗り直せますね。パウダータイプの日焼け止めも、メイクの上から塗り直すことができて便利です。